ブライダル衣装のメンテナンス

青のウエディングドレスを女性が水洗いクリーニングしている画像

こだわりの全行程『手作業』『水洗い』細かなメンテナンスとサポート

全行程完全手作業の「水洗い」による、当社独自のこだわりの洗浄方法で、汚れの除去はもちろん、臭いの除去、ドレス本来の白さ・輝きの復元、さらに着用時に癖付いたデザインやディティールの復元まで、細かな所まで気を使ってメンテナンスをすることで、まるで新品のように仕上げます。
手間はかかりますが、この細かなメンテナンスと技術力が、当グループの「絶対品質」を実現します。

ウェディングドレスのメンテナンス

複数のカラードレス

 ウェディングドレスなどのレンタル衣裳は、以前に着用された痕跡を完全に無くして、次の花嫁様に提供するのが基本中の基本です。
一生に一度の晴れ舞台を迎える花嫁様、花嫁様にウェディングドレスを提供し、最高の思い出づくりのサポートをしている貸衣裳店のスタッフの方々の双方が、本当に満足のできるメンテナンスを提供します。

メンテナンスの流れ・機材について

集荷から納品までの作業工程を表した図

ブラッシング洗浄

ウエディングドレス ブラッシングクリーニング

裾の汚れ残りでお困りの貸衣装店様が多いなか、当グループでは、
ひとつひとつの汚れを、手作業で丁寧にブラッシングして、綺麗に除去します。
表地よりも内側の生地にひどく汚れが付着するので、例えばカラーのシルクドレスのように、水洗いが不可能なドレスの内側のポリエステル生地の汚れもひとつひとつ除去していきます。

濯ぎ作業・シャワー洗浄

ウエディングドレス濯ぎ シャワー洗浄

当グループ以外の業者では、大型の洗濯機で濯ぐため、パーツやディテールを傷つけてしまうことから、水洗いができず、汚れが落ちず綺麗になりません。
当グループでは、大きな水槽の中を、分速30cmでゆっくりと進むドレスに、手作業でシャワー洗浄するため、パーツやディテールを傷つけることなく、水洗い、濯ぎ作業を行い、汚れを綺麗に除去することができます。


タキシード・モーニングのメンテナンス

女性がタキシードとモーニングのメンテナンスを行っている

こだわりのプレス技術で、衣裳が本来持っているフォルムを復元し、衿やステッチもビシッとした、誰が着ても「格好の良い」衣裳に仕上げます。
イタリア製アセテートのタキシードのような特殊素材を使用した衣裳も、安心してお任せください。
また、Wクリーニングで、白や淡色系のタキシードの色のくすみを、本来の美しい色に復元することも可能です。是非お試しください。

メンテナンスの流れ・機材について

集荷から納品までの作業工程図

超音波洗浄

ジャケットの袖先・衿一周・ポケット口、スラックスのポケット口や裾周り、靴墨のラインなど、
直接皮膚が接触する部分は、汚れが見えなくても皮脂で汚れているため、超音波洗浄で汚れを落とします。
また、プートニアから移ったラベルの除去や刺し傷などの補正も、この工程時に行います。

しみ抜き


ベストをクリーニングガンでシミ抜きしている

折り目に入り込んだ汚れや、脇汗が酸化し黄色く変色した衣裳、
ワインや血液、インクが付着した衣裳等は、ブラッシング洗浄の
工程で除去しきれない場合があります。
そのような特殊な汚れ、しみはひとつずつしみ抜きを行います。
日本全国のクリーニング業者にしみ抜きの指導を行ったり、クリーニング業者の手におえないしみ抜きを依頼されている、当グループ自慢の「しみ抜き」で、きれいさっぱり除去します。

仕上げプレス

白のジャケットをアイロン作業している

シルエットから縫い目のひとつまで、細かなところにも気を使ってプレスで仕上げます。
タキシード・モーニング等のアームホールを丸く取った立体断裁でできた衣裳は、着た時に胸回りが張り出し、立派に素敵に見え、また、全てのステッチや袖先・衿がしっかりと張った、格好の良いフォルムを再現します。

和服のメンテナンス

和服、着物、和服のメンテナンス

熟練した職人の『伝統の技』と『化学的根拠』技術で『凛とした佇まい』

熟練した職人のみが一点一点を個別に点検し、各々に科学的根拠に基づいた最適な方法でメンテナンスします。肝心なのは、汚れが付着した時のしっかりとしたケアと、和服が本来持っている佇まいの再現。打掛や白無垢等のフキ汚れ、留袖など和服全般の衿や袖先の黄ばみを除去し、和服ならではの「凛とした佇まい」をプレス技術により具現化します。

メンテナンスの流れ・機材について

集荷から納品までの作業工程の図

襟・袖・部分洗い

広い作業台の上で、裾、衿、袖先を必ず部分洗いします。
この工程で、目には見えていない皮脂などの汚れも確実に除去するので、後々の襟元や袖先の変色を防ぎます。
黄ばんだものを補正することも大切ですが、確実に汚れを落とし、黄ばみを事前に防ぐことも大切です。
この部分洗いは、「和服の状態をクリアに保つ」という発想からの当グループ独自のメンテナンスです。

しみ抜き

クリーニングガンでオレンジの着物をシミ抜きしている

襟元や袖先の比翼など、古いシミが酸化して黄ばんでしまう「黄変」は、簡単なしみ抜きでは除去できず、まずはアルカリ漂白して黄変を分解し、その後、酸性成分の中和剤で中性に戻し除去します。
白系統の紋付長着等にもよく起こる黄変ですが、当グループのしみ抜き技術により、本来の白さを復元します。

色補正

着物の色補正をしている

留袖の襟元が擦れて白化している程度の色補正は、サービスで実施させていただきます。
また、色生地の部分や柄の色補正も可能です。
尚、色留袖や附下の見頃や袂に付着した黄変など、本体の色まで落とさないと除去できないことがあります。
和服の状態によって、様々な色補正の方法をご提案できますので、まずはお気軽にご相談下さい。

仕上げ

着物をアイロンで仕上げを行っている

長年の経験を持つ職人だからこそできる、畳んだ時に角々が綺麗に揃い、全てのラインが完璧な直線を描く、和服特有の佇まいを復元します。
また縮みやすく、露呈しやすい正絹和服もしっかりと補正します。


アイラップ(和服・ドレスの窒素充填真空パック)

アイラップ(和服・ドレスの窒素充填真空パック)

しわなくコンパクトに収納でき、変質・変色
を完全に防ぎます。5年間の品質保証書付き99.9%の脱酸素を行い、丈夫な3層アルミ蒸着フィルムの中にガスを封入し、ふんわり和服やドレス類を包み、変質・変色を防いで、しわなくコンパクトに収納できます。

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